よくあるトラブル集
シニアカーでよく起こるトラブルの例
電動カート・シニアカーはとても便利で快適ですが、注意事項を守らないと思わぬトラブルや事故が発生する場合があります。
安全にシニアカーで外出を楽しむために、まずはよくあるシニアカー走行時のトラブルをご紹介します。
シニアカーで外出中、充電が切れて停止してしまった
手軽だからゆえに、外出先で身動きがとれなくなってしまう…というのは、もっともよく遭遇するトラブルです。また、慣れないうちはバッテリーの残量と走行距離が把握できず、うっかり帰る途中で止まってしまうという経験をするシニアカーの持ち主が多く見られます。
外出前、電源スイッチを「入」にしたときに必ずバッテリーメーターの残量を確認しましょう。最新型のスズキセニアカーですと、走行した距離が表示されます。また、国内メーカーの電動カートでしたら、かなり余裕を持ったランプの減り方(残量が少なくてもある程度は走行できます)が帰宅したらすぐに充電をする習慣をつけ、常にバッテリーのメーターが満タンになっているようにしましょう。
もし出先で停止してしまったときは、電話で家族に連絡をとりましょう。
手押しのまま下り坂を降りようとしたら、止まらなくなってしまった
充電が切れてしまっても国産シニアカーは下り坂などでは勝手に下がりません。故意もしくは故障で前後の押し引きを解除するレバー(クラッチレバー)が作動したと思われます。間違った操作(クラッチレバーを引くなど)を行うと安全装置が働きブザーがなります。
手押しでの下り坂走行は、自動ブレーキ(電磁ブレーキ)がかからないので、絶対にしてはいけません。最高速度設定ノブを2km/h(※製品によって異なります)位置に合わせ、必ず電動走行で坂を下りてください。(電磁ブレーキでは、モーターの回転数を制御し、下り坂でも加速しないように設定されています。)
携帯電話がかかってきたので、話しをしながら走行していたら人にぶつかりそうになった。
運転中の携帯電話の使用は、もっとも注意力を散漫にし、事故につながりやすい例です。走行速度がゆっくりだから大丈夫、なんて油断していると、車にぶつかってしまったり歩行者にケガを負わせてしまったりすることもありますので、絶対にやめましょう。
走行中は携帯電話や無線通信機器などを使用しないでください。使用する時は、安全な場所に停止し、セニアカーの電源スイッチを「切」にしてください。
●もし自分では解決できないトラブルが発生した場合は、メーカーか専門店にお問い合わせください。
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