初めて一般道を走る前に、公園など安全で広い場所で発進・停止・右左折・後退を練習してください。慣れている方も、毎回の点検を省略しないことが大切です。
出発前の7つの確認
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車体の外観
タイヤの傷や摩耗、車体の破損、部品の緩みがないか。 -
運転姿勢
シートとミラーを合わせ、両足と背中が安定しているか。 -
バッテリー
予定する往復距離に対して残量に余裕があるか。 -
前進・後進切替
進みたい方向へ正しく設定されているか。 -
速度設定
最初は低速にし、周囲を確認してから発進する。 -
停止操作
アクセルレバーを放したときに正常に停止するか。 -
ライト・ウインカー
点灯、点滅、警告音に異常がないか。
道路交通法では歩行者です
基準を満たす電動車いすを利用している人は歩行者として扱われます。歩道のある道路では歩道、歩道がない道路では原則として右側端を通行します。横断歩道を利用し、信号を守ってください。
交差点と横断歩道
車体が低いため、駐車車両や植え込みの陰では自動車から見えにくくなります。交差点の手前で一度停止し、左右だけでなく後方から曲がってくる車も確認します。青信号でも急いで進まず、渡り切れる時間があるか判断してください。
危険につながる禁止事項
二人乗りをしない
車体のバランスや制動に影響し、転倒や故障につながります。
走行中に電話をしない
通話や画面操作は安全な場所に停止してから行います。
車体から身を乗り出さない
落とし物を拾う場合も、停止して電源を切ってから行います。
飲酒後に利用しない
判断や操作を誤るおそれがあります。飲酒後は運転しません。
夜間・雨・悪天候
視界が悪い夜間、強い雨や風、積雪や凍結時は外出を控えます。夕方は早めにライトを点灯し、明るい服装や反射材を使用します。深い水たまりや冠水した道路へは入らないでください。
安全な乗り降り

平らで安全な場所に停止してから
電源が切れていることを確認し、シートが回転する車種では正しい位置で固定します。肘掛けを利用し、車体へ勢いよく体重を掛けないようにします。荷物は乗車後に安定した場所へ収納してください。
降車時も平らな場所を選び、道路側へ身体を出さないようにします。シートや肘掛けが正しく固定されない場合は使用を中止し、販売店へ点検を依頼します。
安全な経路の計画
最短距離が最も安全とは限りません。急坂、交通量の多い道路、踏切、路肩の狭い場所を避け、歩道と横断歩道が整備された経路を選びます。初めての道はご家族と下見し、工事や季節による路面変化にも注意してください。
避ける場所
急坂、深い砂利、ぬかるみ、冠水、凍結、幅の狭い路肩。
休憩場所
疲れる前に安全に停止できる公園や施設を確認。
充電の余裕
寄り道や迂回を想定し、帰宅まで十分な残量を確保。
停止・駐車するとき
歩行者や車の通行を妨げない平らな場所へ停め、電源を切って鍵を抜きます。坂道、点字ブロック上、店舗の出入口、避難経路には停めません。短時間でも車体から離れる場合は、貴重品を残さず盗難対策を行います。
踏切を避け、やむを得ない場合は慎重に
可能であれば踏切を通らない経路を選びます。車輪が溝にはまる、途中で停止するなど重大な危険があります。やむを得ず通行する場合は、警報が鳴っていないこと、向こう側まで十分な時間と空間があることを確認し、線路に対して直角に進みます。不安がある場合は一人で通行しないでください。
踏切内で動けなくなった場合は、周囲へ大声で助けを求め、非常ボタンなどで列車へ危険を知らせることを優先します。
定期的に運転を見守る
慣れによる油断や、視力・聴力・判断力の変化は本人が気づきにくいことがあります。ご家族は一緒に走行し、発進、停止、左右確認、速度選択に不安がないかを定期的に確認してください。地域の交通安全講習会や販売店の説明も活用します。